江戸時代、北林弾正の領地で次々と女性たちが虐殺される事件が相次ぐ。人々は、北林弾正の先代の妻、楓姫の呪いではないかと噂する。日本全国を怪談話を取材して回る山岡百介は、楓姫の出生地の土佐で、七人みさきという妖怪がいることを思い出す。それは成仏できない七人の亡霊で、誰かを取り殺すことで成仏できるが、殺された者は七人みさきの仲間になる、というものだった。百介は仲間の又市、おぎんとともに事件の解決に乗り出す。