身大人形と己の肉体を遣い、 幻想的な情念の世界を繰り広げる 独自の舞台表現を確立。 世界各国で高い評価を受ける、 百鬼どんどろ・岡本芳一、"魂"の遺作。 映画「ヘヴンズストーリー」で、その幻想的なパフォーマンスが話題を集める人形遣い、百鬼どんどろ・岡本芳一が自らの舞台演目を映画化。映画完成から僅か半年後、岡本氏は享年62才で永眠。遺作となった「VEIN-静脈-」は、等身大人形と岡本氏だけで「愛と痛みの物語」を紡ぐ、新しい「映画」。