「愛と喜びを循環する」を合言葉に、農薬や肥料を使わない自然栽培を貫く北海道・洞爺の佐々木ファームの日々を追ったドキュメンタリー。かつて農場の運営方針を巡り家族内で激しい対立が起こった佐々木ファーム。家族同士のいがみ合いが臨界点に達したとき、息子の大地君が突然亡くなってしまう。そのことをきっかけに、自分たちが育てている野菜も、木々や花々も全てが生きているといことに改めて気が付いた佐々木家は、野菜の生きる力を信じ、農薬や肥料を使わず、野菜に言葉をかける農法にチャレンジしていく。