商事会社課長の小林健太郎は、社内のOL・夏川結衣と不倫関係に陥っていた。一方、彼の妻・佐和子は、古い家を壊してマンションを建てる計画に夢中で、庭の物置の大整理に熱心に取り組んでいる。祖母のふみは、物置整理が始まった頃からボケ始めた。彼らの一人息子である一一歳の翔一は、物置に入り込んで漆にかぶれ、全身が包帯で覆われる惨事も起こし、また友達のワタナベくんと一緒に堀の上に上ったりするなど、いつも面倒くさいことを起こしていた。健太郎は結衣との関係を切ろうと思い、行動に移したが、結衣が彼を離れて同僚の男と付き合い始めると、今度は自分から結衣を追いかけ始め、妻のマンション建設計画にも文句を言い始める。しかし、それ以上何か大きな出来事が起こることはなく、やがて健太郎は結衣との関係を精算した。祖母は入院し、そして一家はついに引越しの日を迎えることになった。