能控制銀山的人就能控制天下 ~毛利一族的戰爭~
銀を制する者は天下を制す 〜毛利一族の戦い〜
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历史
日本
2007-10-24日本上映

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2007年7月、世界遺産に登録された石見銀山。戦国時代後期から江戸時代前期にかけての日本最大の銀山である。当時銀は、ヨーロッパ諸国との貿易によって莫大な富をもたらす宝であった。銀を制する者は天下を制すると言われ、戦国武将たちは激しい争奪戦を繰り広げた。 この石見銀山を制したのが安芸の知将・毛利元就だった。一領主に過ぎなかった元就は銀の経済力を背景に中国地方で覇権を確立する。しかし石見銀山は、天下統一を目論む信長、続いて秀吉の狙う所となった。これに対し元就とその孫・輝元は一族の存亡をかけて石見を死守していく。続いて石見を狙ったのは徳川家康だった。石見の銀を手に入れ天下統一を盤石にしたい家康。それに対し一族のために石見銀山を死守したい毛利輝元。関ヶ原の戦いは、銀をめぐる戦争でもあった。 家康の勝利に終わったこの戦いで毛利家は御家断絶の危機を迎えたが、石見銀山を家康に差し出すことで辛くも存続を認められた。番組では、石見銀山が生み出す銀を力に戦国時代を生き抜き、ついには家康と天下を争った毛利一族の戦いを軸に、戦国合戦の舞台裏で繰り広げられた銀をめぐる知られざる攻防を描く。